希彩日記

2010年11月18日 木曜日

お腹をカイロで温めてもいい?カイロの上手な使い方

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

先日、不妊治療中の患者さんから、「お腹をカイロで温めてもいいのでしょうか?」と、質問をいただきました。
ネットで、「カイロで、直接お腹を温めてはダメ」ということを見つけたそうです。

日ごろの治療では、「体を冷やさないで」とか、「体を温めて」と伝えています。治療中、お腹にお灸をすることもあります。

ご質問を受けたとき、「温めてはいけない」ことの理由が思い当たりませんでしたし、ネットで主旨を確認する必要はあるなと思いました。そして、「やけどをしないように」「『温め過ぎる』の『過ぎる』ことは、よくない」ことは、お伝えしました。

その後、ネットで検索してみると、似たようなご質問がとても多いことがわかりました。


【11月4日 撮影】ダイヤモンド・リリー アフリカの真珠といわれているそうです。
           ダイヤモンドなのに真珠だなんて・・・

ところで、カイロを使う目的は何でしょうか?
寒さをしのぐため、冷えから体を守るためではないでしょうか?

45℃以上で皮膚熱傷を起こしやすくなり、それより低い温度でも長時間の持続で低温熱傷を起こします。
カイロ使用の良否は、熱傷を起こさないことが前提ですね。暖かく感じ、体温を維持できれば目的達成ではないでしょうか。
なにもお腹の中を、熱傷を起こすくらいまで熱くしようとは思っていませんね。もっとも、人にはホメオスタシス(恒常性)といって、身体の機能を維持する働きがあります。皮膚表面を人工的に温めても、深部はそれほど熱くならないはずです。

「体を温める」にはもちろん、「体の中から温める」ことが大切です。鍼灸のように、「温かいからだ作り」「自分の力で体を温める」ことが目標です。その補助として、外界からの冷えを遮断して、プラスほんのり温めるのです。

私の結論は、お腹をカイロで温めてもいいと思います。
お伝えしたことを思い出していただき、熱すぎ、熱傷には充分注意してくださいね。
もちろん、カイロで汗をかいてはいけませんよ。汗は冷える原因になりますからね。

ちなみに、お灸というのは、その熱で、当てたところを温めるのではありません。適切なツボに、刺激量などを考えた適切な手法で、全身に対する治療です。

よく子供さんに、「足が寒いから、足にお灸して~」と言われることがあります。このように外から直に温めるのなら、ほかのもので保温なり、加温したほうがずっと効率がいいというものです。

これから、ますます寒くなります。夏場、冷房で冷やしすぎた方も、冬の寒さ対策はしっかりとしてくださいね。

   
              【11月9日 撮影】


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希彩はり灸院 古屋公久


投稿者 希彩はり灸院

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