2019.02.01更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

暖冬といわれながらも、寒波の到来、昨夜は関東地方でも雪が降り、広範囲に積雪があったようです。そんな季節も暦の上では2月3日には節分、翌4日は立春です。この日から春の気が徐々に増してきます。ひとの身体は正常に機能を果たせるように、身体の状態を一定に保とうとするホメオスタシスという働きがあります。それは身体の状態が不変という事ではないんですね。むしろ、無意識のレベルで変化し続けています。

 

同じ症状で来られても、その時の病状に合わせて施術する経脉を選ぶ、経穴(ツボ)を選ぶ、そういったことをしていますが、鍼の刺し方も変えています。それは、皮膚状態、脉の状態からわかるもので、どうしても入念に診る必要があって、時には一鍼刺すのに10分以上診ることもあります。そして、やっと到達した一鍼目、それによる身体の変化の仕方、それに合わせた二鍼目、見えてきた三鍼目、といった具合に、鍼を刺して分かる情報も多くあります。

 

そのため、ひたすら触診をして、鍼を刺す、しかも「蚊虻の止まるが如く...」と古典に書かれている様に、患者さんに分からない様な刺し方をします。お身体の状態をなるべく説明したいのですが、そうした過程の後にでないとできないことも多く、初診の方ですと、違和感を覚える方が少なからずいることも知っています。ですが、ひたすら行う触診は、刺鍼の為に慎重に行っていて、刺鍼の仕方も、治っていただくための最善の方法であることをご承知いただけると幸いです。

 

話がそれましたが、春には春の影響を受け、春に過ごしやすい身体の状態があります。それに合わせて施術をし、またそうなる様に施術します。

 

これが 経絡治療です

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

投稿者: 制作管理者

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