2024.04.19更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

妊娠中には、個人差はありますが、出産に至るまで色々な症状を伴う事があります。その中で、むくみは良くある症状の一つ。心配なほどにむくんでいても、病気が原因でなければ病院では手だてがないのが現状です。

 

特に、下肢のむくみが目立ちますが、腕やお腹まわり、顔もむくんでいる事が多くあります。

 

そこで、鍼灸では、水分代謝の改善に重点を置いて、全身の体の働きを良くして、より健康的に妊娠中を過ごしていただけるように施術しております。こうした施術が可能なのも、伝統的な鍼灸の方法に基づいているからこそ。

 

希彩はり灸院では、妊娠中でも安全な方法で行っております。妊娠中の鍼灸は安産効果も期待できますので、是非、安心してご相談いただければと思います。

 

「妊娠中のはり灸」は、こちら。

 

花

投稿者: 制作管理者

2024.03.15更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

日本では、春先に三寒四温といって、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。今年は特に、三月になっても寒暖差が激しくて、私達の体の働きを調整する自律神経がとても疲れる状態が続いています。

 

いつも通り過ごしていても、いつも以上に疲労がたまり、筋肉も硬くこわばり、ぎっくり腰や寝違えが増えるのもこの季節の特徴です。

 

また、東洋医学的にも、突風の吹き荒れる春は、筋肉の症状が出やすいとされています。

 

痛みも病の一つ。

回復力を高める施術をして、筋肉の質を改善しつつ痛みを取り除き、併せて養生いただければと思います。

 

腰痛・ぎっくり腰

寝違え・肩こり

 

花

 

投稿者: 制作管理者

2023.05.19更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

先日、約5年ぶりに高校の友人たちと会いました。

実は、その二日前から左足の拇趾が痛く、そこに体重が載らないように外側に重心を移して歩いていました。

その日も、会場へ向かう時には同じ状況で、逸る気持ちを抑えてゆっくりと行きました。

 

久しぶりの皆との再会は、照れくさいほどに嬉しく、すぐに昔話、近況報告、家のこと、仕事のこと、気兼ねなく語り、楽しい時間でした。

帰り道、すると足が痛くないことに、ふと気づきました。

不思議なくらい痛くないのです。

翌朝も。その後も治まっています。

 

痛みとその強さは、医学的所見に合致しないことは珍しくありません。

疲労度、環境、ストレスで痛みは出やすく、強くなる。

その逆も然り。

また、東洋医学では病因を色々な視点からとらえますが、特に怒、喜、思、悲、憂、恐、驚の七情の変化、影響を重視しています。

 

日頃、患者さんにお伝えしていることですが、身を持って改めて実感した出来事でした。

 

東洋医学のはり灸治療 希彩はり灸院

WEBからのご予約も お受けしております

 

希彩はり灸院の花

【患者さんに頂きました。芍薬の開花も今年は早かったですね】

投稿者: 制作管理者

2023.04.28更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

木の芽時はとうに過ぎても、寒暖差の大きい日々が続いていますね。木の芽時の症状の特徴は、勢いよく芽吹く木々の様に激しいものが多く、また症状も変動が大きいものでした。実際に、ぎっくり腰が多く診られましたし、症状がコロコロと変わり安定しないで来院される方がいらっしゃいました。

 

4月に入り、このように続く寒暖差があっては、身体が対応しようと頑張っていつも以上に疲れてしまいます。そんな時には、鍼灸治療で自律神経の働きも回復させて、寒暖差に耐えられる身体作りが大切ですね。

 

他の方と似た症状でも、自身の身体に合った施術を受けることがとても大切です。それをできるのが、当院の経絡治療です。

 

立夏はもうすぐ。

さあ、併せて夏の準備も始めましょう!

 

希彩はり灸院 春の寒暖差に疲れた身体に対するはり治療

 

希彩はり灸院の花

投稿者: 制作管理者

2022.08.23更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

2022年8月現在、新型コロナウイルスが非常に感染拡大しています。

それに伴い、新型コロナウイルス感染症による療養を終えても、倦怠感、寒気、頭痛、睡眠障害、やる気が出ない、食欲不振、下痢などの症状が続いたり、やはり味覚障害と嗅覚障害の方もおみえになります。そして痰が絡み咳が残る方も多くいらっしゃいます。元々あった症状が悪化することもみられます。

 

個人差はありますが、発熱やのどの痛みなどのピーク時の症状の程度を考えても、回復に時間がかかる印象です。

 

実際に診させていただく所見の全体像は、体を温めたり活動する力が衰えていたり、体の中にまだ熱がこもっていて抜け切っていない状態が多く診られます。

 

鍼灸治療においては、患者さんの病態に合わせた鍼の手法で、症状が出ている元を修復して体の機能がうまく働くように整えます。そうして体の良い状態が保たれて体が回復していきます。当院では、そのための経絡治療というはり灸の施術方法を用いています。

 

第7波など最近の流行時期に感染された方も、一昨年、昨年に感染して後遺症が長く続いている方からのご相談もいただきたいと思います。

 

回復力が落ちてしまった体、崩れてしまった体調のために、鍼灸治療で早く健康を取り戻していただけれれば幸いです。

 

伝統的な鍼灸治療を行っています

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

【吾亦紅(ワレモコウ)、好きな方多いですね】

投稿者: 制作管理者

2020.03.27更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

当院で行っている鍼灸は、経絡治療という施術法です。経絡治療が、うつ症状や不安神経症などの精神的な症状にも対応できることは、広く知られるようになってきました。

 

先日、この度の感染症への対応が増していく中で、どんどん神経質になり、常に不安に駆られるようになってしまった方がおりました。感染症予防に対して知識があり、正しく恐れればよい事は頭では分かっていても、もはやその不安は理屈ではなくて沸き起こってきてしまうと言います。

 

その状態は、皮膚や脉状にはっきりと現れていて、まさに気の虚損。おっしゃる事が充分理解できるものでした。

 

さて、施術にあたり、体の働きのアンバランスを捉えるわけですが、いつも以上に慎重に、術者の力は極力抜いて、一段と軽く触れる触診と、同様に皮膚を介して伝わる脉の状態を診ます。そして、捉えた結果に沿って施術をして、皮膚や脉状も回復したのを確認して、その日の施術は終了です。

 

翌日には、それまで過剰に付きまとっていた不安感はなくなり、前向きに生活できるようになったそうです。

 

お一人お一人、状況が異なりますので経過には個人差がありますが、精神的症状の改善、心身の回復に一躍担えると思います。

 

花

【鉢植えのカラー。坂下ショッピングセンターで見つけました】

投稿者: 制作管理者

2019.08.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

急に訪れた連日の猛暑。だるさを訴えてくる患者さんが増えています。外の暑さと室内の涼しさにその都度順応しようとして自律神経が疲れてしまうのが、大きな原因の一つです。また、一方的に冷房に耐え忍ぶために自律神経が緊張しっぱなしという事もあります。消化機能も低下して食欲が落ちたり、栄養不良、便秘や下痢が起こることもあります。日中続いた緊張は、夜になっても急には緩むことなく、睡眠障害になることもあります。

 

暑さ対策と冷房対策は、自身に合わせて行いましょう。

 

それに脱水です。水分・ミネラルを摂取してから吸収されるのに、早くてもおよそ30分かかると言われています。一度脱水すれば、それ以上の時間がかかりますし、熱中症となり、からだの機能が低下した場合には、回復するのにそれなりの時間がかかります。体調不良が1~2週間やそれ以上続くこともあります。

 

のどが渇いてからでは遅いとよく言われますが、充分飲んでいて(つもりで)のどの渇きが落ち着いていても、帰宅して涼しい室内にいるのに、しばらくはのどが渇き続けることがあります。水分が足りていなかったんですね。

 

寝起きの朝のだるさは、暑かったから?冷房で寒かったから?またはプチ脱水かも知れません。睡眠中の水分不足は、外出前に補充して、これからかく汗の分も摂取してから出かけましょう。

 

夏バテ、熱中症からのからだの機能回復には、もちろん経絡治療も効果的ですよ。

 

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

投稿者: 制作管理者

2019.02.01更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

暖冬といわれながらも、寒波の到来、昨夜は関東地方でも雪が降り、広範囲に積雪があったようです。そんな季節も暦の上では2月3日には節分、翌4日は立春です。この日から春の気が徐々に増してきます。ひとの身体は正常に機能を果たせるように、身体の状態を一定に保とうとするホメオスタシスという働きがあります。それは身体の状態が不変という事ではないんですね。むしろ、無意識のレベルで変化し続けています。

 

同じ症状で来られても、その時の病状に合わせて施術する経脉を選ぶ、経穴(ツボ)を選ぶ、そういったことをしていますが、鍼の刺し方も変えています。それは、皮膚状態、脉の状態からわかるもので、どうしても入念に診る必要があって、時には一鍼刺すのに10分以上診ることもあります。そして、やっと到達した一鍼目、それによる身体の変化の仕方、それに合わせた二鍼目、見えてきた三鍼目、といった具合に、鍼を刺して分かる情報も多くあります。

 

そのため、ひたすら触診をして、鍼を刺す、しかも「蚊虻の止まるが如く...」と古典に書かれている様に、患者さんに分からない様な刺し方をします。お身体の状態をなるべく説明したいのですが、そうした過程の後にでないとできないことも多く、初診の方ですと、違和感を覚える方が少なからずいることも知っています。ですが、ひたすら行う触診は、刺鍼の為に慎重に行っていて、刺鍼の仕方も、治っていただくための最善の方法であることをご承知いただけると幸いです。

 

話がそれましたが、春には春の影響を受け、春に過ごしやすい身体の状態があります。それに合わせて施術をし、またそうなる様に施術します。

 

これが 経絡治療です

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

投稿者: 制作管理者

2018.11.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

経絡治療で大切なものの一つは、皮膚からの情報です。皮膚から所見を得ることを専門的に切診といいます。東洋医学では「気」、これはエネルギー源、またはエネルギーそのものを指しますが、この気というものの状態を大切に考えています。

 

気は、皮膚にもあって全身を巡っていて、少なくなっている所、滞っている所、からだの状態で色々です。体力が落ちている人、また気を消耗してうつ症状や自律神経症状がある方の皮膚は、とても薄くなっています。

 

回復するためには、からだの働きのバランスを調整します。すると、気が充実してきて、体力がついてきます。すると、皮膚も厚みが出てきて、はり艶のある良い状態になります。施術するときに重要なのは、その人に合ったペースで、合った量が必要ということです。

 

そうして健康を取り戻すお手伝いするのが、経絡治療という鍼灸です。

 

切診をおこなう鍼灸

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

 

 

投稿者: 制作管理者

2018.10.01更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

いよいよ10月、本格的な秋を迎えます。秋は言わずと知れた、実りの季節ですね。多くの農作物が夏の気象状況によって、その出来栄えは大きく変わります。私たちの体も、それと同じ様に、夏の気候、過ごし方が体調に現れ、秋はまさにその時季です。気候変動にも上手く対処して、夏らしくたくさんの汗をかいて活動していたら、体力もついて、寒暖差の激しいこの季節も体温調節が上手くいき、元気に過ごせることでしょう。もしこの夏の暑さに自律神経を乱され、冷房に当たり過ぎたり、過剰に冷たいものを摂っていたら、体力が不十分で早くも風邪をひきやすくなっていることと思います。

 

夏に活動的だった人は、秋には体を落ち着かせて、今度は冬を元気に過ごすための準備をする季節です。

 

夏を上手に過ごせなかった人は、秋は無理をしないことです。その時々の気温に合わせて衣類などを調整して、寒さに気をつけましょう。

 

古典には、秋の過ごし方として、早寝早起き、感情は平静を保つことが大切といわれています。感情を5つに分けた時、「憂い・悲しみ」は秋に配当されています。こうした感情の行き過ぎは、その蔵(ぞう)である「肺」≒ 呼吸機能や皮膚を傷めますし、これらの症状が出やすい時には心配や不安になりやすくなっています。ですから、具体的な症状だけにとらわれず、そんな体の変調を感じたら、特に無理せず体調管理には充分に気をつけてくださいね。

 

そうした、秋の養生はり治療も、一人一人の状態に合わせて経穴を選ぶ経絡治療なら、できますよ。

 

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

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