診察で体の声を聞いています
2017.07.12更新
こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
「体は正直」とはよく言ったもので、問診の時の患者さんの話ぶりと、触診した時の体の状態が違う事があります。
「変わらないね~、まだ痛い。」
という患者さんの診察をすると、前回の治療後の効果が残っていて、良い状態。皮膚も艶があり、お腹の歪さも少なくなり、脉のアンバランスも整ってきている。
そんな時、「体は良くなってきていますよ。もう少しですね。」と声をかけると、
「前回来た時は、歩くのも辛かったけど、今週は歩く分には痛くないわね。」なんて教えてくれます。
また、治療期間が少し空いた患者さん。
「この数週間変わりなく、まあ眠れるし、外出もできました。」と、治療に来られなかった間も、体調が悪化することなく維持できたのかなと思える話しぶり。
しかし、診察すると、体全体が硬く、お腹は張りがなくて脉は硬いのです。
「お話では大丈夫そうでしたけど、気が張っているようですね、疲れが見えますよ。」とお伝えすると、実はここ数日、ここに治療に来る前の悪い時に、また戻ったのかなと思う事がありました。」と教えてくれました。
患者さんのお話からは、問診として大切な情報と共に、その「思い」を感じ取り、診察で体の声をしっかりと聞いて治療する。そんなことをやっています。
【治療院にとうがらしを買ってきました】
希彩はり灸院 古屋公久
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