2010.07.07更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

今回は、臨床の現場から

    
【6月12日 撮影】         【6月23日 撮影】

ぎっくり腰。
数日前から痛み出し、どうにもこうにも日常生活が送れないほど痛くなったということで来院されたり、、今まで何度もぎっくり腰を起こしていて、数ヶ月前のぎっくり腰が治りかけていたところに、また痛めてしまったということも多いもの。

この場合、もはや慢性的にぎっくり腰になりやすい状態が続いて、しかも治る力が落ちていることが伺えます。一例として、触診(東洋医学では切診といいます。なお、ここまでで、四診法の望診、聞診、問診の3つが進められています)すると、切経、腹診、脈診とも、状態は複雑化していて、一筋縄では行かない状態のことも。そんな場合でも、その日その時の証を決めて、体力、治る力を高める本治法、そして痛いところを中心に体表を診て標治法を行います。

治療後の腹診、脈診(検脈)、そのほか体表の所見から、1回ないし数回で現在の痛みは改善するだろうと判断しても、診察、治療の結果、これまで身体に大きな負担を強いてきており、この先、これ以上頑張りすぎては体がもたないこと、現在の全身の状態は是非、知っていただきたいと思っています。

そうして、からだの状態をお伝えして、こんなご質問が来ることも。
「全身の状態はわかりました。それで、腰の状態はどうなんですか?」と。
これだけの身体の状態で、腰だけが「比較的、いい状態ですよ。」なんていうことはありません。しかし、そうした患者さんにとっては、現在のぎっくり腰が改善して動けるようになることが目的なんだと、改めて認識いたします。少しでも動けるようになったら、きっと今まで通りの生活スタイルを続けなければいけないのでしょう。

一度診させていただいた患者さんには、くれぐれも、お身体を大切になさっていただきたいと思っています


【7月5日 朝顔がこんなに大きくなって、初めての花を咲かせました】


ぎっくり腰も東洋医学で治療するから 根本から良くなります

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

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