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不妊症


不妊症とはり灸治療
妊娠可能な年齢の男性と女性が妊娠を希望して、ある一定期間、性生活を送っても妊娠していない状態を、日本の専門学会では不妊症といっています。妊娠のしやすさを妊孕性といいますが、年齢が上がったり体質が低下しているとどうしても妊孕性は低下してしまいます。そのため、不妊症とされるときの「一定期間」とは、年齢によって違い、2年妊娠していないとしてもなお、妊娠の可能性が多く残っている場合もあれば、妊娠していないのが半年であっても早めに検査と治療が開始されることがあります。そして日本では、2年が一般的とされていますが、近年結婚年齢が高くなってきていて、1年以上妊娠していない場合には不妊症と診断することが増えてきているようです。
ともあれ不妊症というのは、「まだ妊娠していない」状態のことをいいます。その時、多くのご夫婦が婦人科(男性は専門的には、男性不妊治療専門の泌尿器科)で、その原因を求めて検査を受け、その結果、高度生殖医療を受ける方がいらっしゃいます。その中で、特に検査で異常はない方が多くいます。それは、本来備わっている「妊娠する力」が少し低下しているというだけと考えられます。

原因がわからない場合にも、多くの方がクリニックでの治療を受けています。女性ホルモンの分泌量を促す排卵誘発剤の服用だけの方や、弱刺激、または強刺激な薬を使用しての体外受精を受ける方もいらっしゃいます。

はり灸治療は、人に備わっている発育や成長などの生命力、自然治癒力や免疫力など体のはたらきを整え、全身を健康にするためのものです。当院では、ご夫婦が健康であることが妊娠には大切であると考えています。不妊症のはり灸治療は、より健康を目指しながら、あなたに合った妊娠力が高まるツボを見つけて治療します。また、投薬で疲れた時には、体の回復を助ける治療を行います。

当院の不妊症治療では、お子さんを授かりやすい身体に改善していきます。

当院の不妊症治療

不妊症治療
生殖機能など身体の各機能をアップさせて、
妊娠しやすく体質改善していきます。


「赤ちゃんが欲しい」という同じ目標でいらしても、皆さん年齢も生活環境も、何より身体が違います。その違いに合わせて治療するために、問診、触診を通して治療方針を立てて治療します。

タイミングをとっていて、自然に妊娠したい
生理不順や冷え症があるので、体質改善しながら妊娠できたらいいなと考えている
婦人科に通っていて、弱い排卵誘発剤を服用している
強刺激で採卵をする
薬の副作用が辛い
移植を控えている
流産してしまい早く体を整えたい

色々な状態で、皆さん来院されます。そんな皆さんの体の状態を東洋医学独自の診方で、症状を弁別して、肌の状態、そこにあるツボの状態、おなかや脉の状態を診ます。

そして、その時のあなたにあった治療を行い、本来備わっている先天的な力を活性化させて、妊娠する力を効率よく高めていきます。

定期的な治療を続けることで、無理なく体が変化していきます。
不妊症のはり灸治療をすると どうなるの?
ホルモンバランスは、まさにさじ加減。ホルモン分泌量を調整している様々な部分に働きかけて、ホルモンバランスを改善します。また、自律神経を整えて、体の働きを良くします。

生理周期、生理痛が改善
子宮腺筋症などがあっても、症状の改善がみられます。

不妊の原因となる冷え症が改善
寒がり、末端冷え症、熱がこもりやすい、冷えのぼせ、手足の発汗なども良くなります。

質の良い卵子が育ち、子宮頚管の粘液分泌量や子宮内膜の厚みもアップ
卵子の年齢は同じでも、排卵に向けて育つ時の体の状態が良いと良質の卵子が育ち、受精しやすくなります。また、子宮内膜の厚みも伴って着床しやすくなります。

基礎体温を見ていくと、低温期と高温期の二相性がみられ、安定した高温期が継続
体温の安定は健康状態も現わしていて、安定した高温期で妊娠しやすくなります。

流産リスクの軽減
妊娠を維持しやすくなります。

薬の副作用の軽減
卵子を育てる効果はそのままで、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などのお腹の脹りや吐き気などの副作用を改善します。

質のよい精子の形成、精子の数や運動率の改善、性欲や性機能の向上
男性の場合にも、皆さん、働き盛りの年齢で、帰宅時間も遅く、休日はとにかくゆっくりしたいという程疲れている方が多いです。そうした方は、はり灸治療で疲労回復と辛い症状の改善を一緒に行います。

ストレスによる緊張の改善
ストレスを解消することで妊娠しやすくなります。

当院の経絡治療は心身ともに、その調整をします。治療を続けることにより体が改善されてくると、これまであった生理痛、生理不順、子宮内膜症などの女性特有の不調のほか、慢性疲労、肩こり、冷え性、むくみ、不眠、便秘など、ストレスが原因ともなる自律神経やホルモンの乱れによって起こっていた症状も一緒に改善されていきます。
治療のタイミングは?
おひとりおひとりに合わせて、またその時々に合った治療を行います。

月経期(生理中)であればいらなくなった子宮内膜をきれいに排出させて、次の妊娠に向けて土台作りをします。増殖期(卵胞期)には排卵に向けた良質の卵子を成長させます。排卵日、分泌期(黄体期)では子宮内膜を育てて受精卵の着床を助けます。体は常に変化していて、ある時だけ良ければいいということはありません。どのタイミングで治療にお越しいただいても大丈夫。ご来院したとき、それが一番良いタイミングです。

治療の間隔は、診察と治療の後に、体質や症状に合わせた治療間隔をお伝えします。
1度きりの治療効果は、そう長くは続きません。
1週間に1度の治療で上手に改善していく方が多いです。
妊娠した後は
何よりも流産のリスク軽減が大切です。当院の経絡治療は少ない刺激で治療効果を出せる方法ですので、妊娠の可能性のある時や妊娠初期も続けて治療することができます。

妊娠初期のつわりの軽減のほか、腰痛や逆子の予防をしながら安産を目指した治療を継続して行うことが可能です。
ご来院される時に
基礎体温表があればお持ちください。
また、婦人科に通院されている場合には、検査結果やこれまでの治療内容、もし処方されているお薬があったらその種類についてお教えください。

自分にできること

不妊症治療
妊娠する力を高める方法は、鍼灸治療を受けるほか、ご自分にできることもたくさんあります。ただ、あれもこれも欲張ってもストレスになったり、効果が現れる前にやめてしまうかも知れません。

ご自分に合った方法を、確かな目で見つけて続けてみてください。きっと、変わりますよ。
食生活を見直してみて
食生活の見直しは、ご自分だけができることです。

まずは、血糖値が高い状態を長く作らないために、間食を避けることがとてもいいのです。そして食事の順番は、急に血糖値を上げないために、野菜から食べ、炭水化物はあとに食べるのがコツです。血糖値が高い状態が続くと、様々な病気の原因となるように、体のいろいろなところに悪い影響を及ぼします。また、活性酸素が多く発生してしまうことがわかっています。

この活性酸素は、細胞、遺伝子、つまりDNAを傷つけます。特に、男性の精子のDNA損傷は不妊症の大きな原因の一つですが、勿論女性にとっても、生殖細胞を傷つけ、老化を早め、生殖能力を低下させるわけですから、卵の質を低下させるだけでなく、妊娠力そのももの低下の大きな原因となります。

からだの中では、この活性酸素をやっつける「抗酸化酵素」が作られています。これは、タンパク質と亜鉛、鉄などのミネラルを原料として作られますが、これも加齢とともに作る能力は低下してしまうのです。そこで、抗酸化力のあるビタミンや、体内で作られる抗酸化酵素の原料となる良質のタンパク質やミネラルを不足しないよう摂取するように、心掛けましょう。