小児はりは、「疳の虫」治療として、特に関西圏では昔から日常的に親しまれてきました。
この「疳の虫」、現代では「夜泣き・癇癪(かんしゃく)など」を指すことが多いのですが、本来、東洋医学において「疳」は、子供の疾病を表す概念です。
乳幼児からの治療が可能です。

小児の特徴は、大人に比べて気の動きがとても速いので、少しの治療量で効果が現れやすいものです。
時間にしたら5分程度、使うはりも写真のように平べったかったり、先が丸いものをつぼに当てたり皮膚をなでたりして治療するので、痛くないのです。



小児はりでは、よく泣く・奇声を発したり人に噛み付く・落ち着きがない・消化不良・・風邪など、小児の症状の多くを「疳の虫」の症状と考えます。
また、夜尿症・消化不良・小児喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・起立性調節障害・発達障害、チック症、トゥレット症候群、自閉症、アスペルガー症候群、これらに伴う症状などにも効果的です。

■幼児編
始めに、気になっている症状に合わせて、普段の様子など問診を致します。
そのあと、ベッドで寝ていられるお子さんは、治療ベッドに寝ていただき、
触診の開始です。



治療方針の「証」に合わせて、ツボに鍼を当てたり、皮膚をなでたりします。
写真は、おなかのツボにはりを当てているところです。




背中も診ます。
反応のあるところにはりを当て、頭の方から腰まで、全体をなでます。


■乳児編
問診のあと、ベッドでは動いてしまったり、抱っこの必要なお子さんは、キッズスペースに布団を敷いて治療します。



小さいお子さんも脉を診ます。
ただ、大人の方や幼児のお子さんのように、細かい比較はしないで、脉状を中心に診ます。



主に布団の上で治療しますが、お父さん、お母さんに抱っこしていただくことも出来ます。
写真は、足のツボにはりを当てているところです。



おなかに、はりを当てているところです。



背中も、はりを当てたり、スースーとなでたりします。



痛みは全くありませんよ。慣れたらご覧の通りです。



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