四月を元気に過ごすためにストレスと向き合いましょう
2017.03.29更新
こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
花粉症が真っ盛りな今日、いかがお過ごしでしょうか。
別れの3月の次は、出会いや新環境の始まる4月ですね。治療院のある成増でも桜が開花し、満開が楽しみであり、4月は気持ちの良い季節のイメージがあります。ですが、実は自律神経が乱れやすく、体調を崩しやすい時季なのです。三寒四温とい言われるように、寒暖の差が大きく、自律神経がフル回転して体調を維持しようとしています。それに加えて、新しい環境となれば緊張も増えるでしょう。その結果、心の安定まで働きが及ばずバランスが崩れやすくなります。うつ病の患者さんの症状が悪化するのもこの時季で、以前、桜を観るのも嫌という方がいました。
東洋医学では、2月の立春に始まった春の気も、この4月に旺盛になります。春の性質は「風」になぞらえて、病の症状は変化しやすく、また風そのものが病の原因ともなります。また、ホルモンバランスが崩れやすく、眼や筋肉のトラブルも生じやすいと言われています。
時々、ストレスを認識していない方がいらっしゃいます。しかし、生活する中でストレスゼロという事はありません。客観的に、自分にどんなストレスがかかっているか、また不安要素を認識することで、身体への負担を軽減することができます。特に4月は、意識して自分にかかっているストレスに向き合ってみましょう。
【治療院の花】
希彩はり灸院 古屋公久
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