小児はり
お子さまのこんな症状を改善します
お子さまのこんな症状を改善します
「疳の虫(かんのむし)」という言葉があります。
よく泣く、奇声を発する、かんしゃくを起こす、噛み付く、爪を噛む、ストレスが原因の指しゃぶり、落ち着きのなさ、過食、一時的な発熱や嘔吐、食欲不振、下痢、鼻づまり、咳、風邪を引きやすいなど、小児に現れる多くの症状を、東洋医学ではすべて「疳の虫」ととらえています。
こうした症状に効果を発揮するのが、小児はりです。
おねしょ、小児ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、起立性調節障害、発達障害、トゥレット症候群、自閉症、チック症、アスペルガー症候群などによる症状にも効果があります。
赤ちゃんだからこんなことに気をつけます
赤ちゃんだからこんなことに気をつけます
当院の小児はりは乳幼児から治療が可能です。
抱っこでの治療が必要な場合や、ベッドでは動いてしまうといった場合には、キッズスペースにお布団を敷いて治療します。
いくら痛くなくても、初めて会って治療者に触れられるのは不安なもの。時には泣いて嫌がる子もいますが、基本的には押さえつけずに治療します。どうしても同じ姿勢を保ってほしい時には、保護者の方のご協力をお願いします。
治療者が力んでしまうと良い治療ができないんですね。こちらが積極的に押さえることはしませんので、ご了承ください。
当院の小児はり施術
当院の小児はり治療
なでる・当てるはりを使います。
刺すはりは使いません。
基本的な考え方は大人の治療と同じですが、小児は生命力が湧き上がり、常に発育しています。そのため病気が発症しやすく症状の変化も起こりやすいのですが、回復もしやすいのです。
少し治療しただけで効果が現れやすいため、治療時間は5分から10分程度と短く、はりも触れるだけ・なでるだけという弱い刺激で充分なのです。
身体のバランスを整え、気をめぐらすことで、自然治癒力が高まり、さまざまな症状が改善します。また、発育不全のお子さんにも健やかな成長を期待することができます。
子供は大人に比べて、変化が速いので、多くのお子さんは週に2回のペースで治療しています。
小児はり施術の流れ
小児はり治療の流れ
幼児編
始めに、気になっている症状に合わせて、普段の様子など問診を 致します。
そのあと、ベッドで寝ていられるお子さんは、治療ベッド に寝ていただき、触診の開始です。
写真は、手首の脉を診ているところです。
治療方針の「証」に合わせて、
ツボに鍼を当てたり、皮膚をなでたりします。
写真は、おなかのツボにはりを当てているところです。
手元の拡大写真です。
背中も診ます。
反応のあるところにはりを当て、
頭の方から腰まで、 全体をなでます。
乳児編
問診のあと、ベッドでは動いてしまったり、
抱っこの必要なお子さんは、
キッズスペースに布団を敷いて治療します。
治療方針の「証」を立てて、体質に合わせた治療をします。
写真は、脉を診ているところです。
主に布団の上で治療しますが、お父さん、お母さんに抱っこしていただくことも出来ます。
写真は、足のツボにはりを当てているところです。
おなかに、はりを当てているところです。
背中も、はりを当てたり、スースーとなでたりします。
痛みは全くありませんよ。
慣れたらご覧の通りです。