肩こり
肩こりについて
最近では、小学生のお子さんにも、肩こりで辛い思いをしている子がいるように日常生活で大変遭遇する症状のひとつです。一番多いのが、頭を支える首から腕を支える背中までの筋肉の疲労です。
ただそれも、ひどくなれば頸肩腕症候群となることもあります。
骨格の形状が絡んでいたり、変形が原因の場合、胸郭出口症候群や頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなど、また外傷では頚椎捻挫(むち打ち)などがあります。
いずれも、神経が圧迫された場合には、肩から指先の症状を伴うこともあります。
そして肩こりは、心理的な影響をとても受ける症状のひとつです。
また、肩こりは整形外科的な病気以外が原因となることもあるので、注意が必要です。
寝違え
朝起きたときに痛いことが多いので、この名前がついています。
しかし実際には、日中でも短時間に急速に痛くなったり、日常的な動作で激しい痛みを発症することがあります。
寝違えの多くは、疲労の蓄積で起きやすく、振り向いた動作がきっかけになることが多いようです。頭部に近い部分の痛みなので、吐き気やめまいのような症状を伴うこともあります
当院の肩こりの治療
肩こりは、心理的な影響をとても受けやすい症状ですから、気の概念を持つ鍼灸が得意とするもののひとつです。
肩こりの辛い場所には、どの経絡が通っているのかを確認するのはもちろんのこと、押して気持ちいいのか、それとも触るだけでも痛いのか、皮膚表面の状態や、奥のほうとのバランスなど、比較して診ていきます。
また、心配事などのストレスはないか、冷たい風に当たっていなかったかなど、様々な角度から診ていきます。
そして、肩こりを伴った身体の状態を改善していきながら、肩こりを解消へと導きます。