コロナ後遺症のために鍼灸治療
2022.08.23更新
こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
2022年8月現在、新型コロナウイルスが非常に感染拡大しています。
それに伴い、新型コロナウイルス感染症による療養を終えても、倦怠感、寒気、頭痛、睡眠障害、やる気が出ない、食欲不振、下痢などの症状が続いたり、やはり味覚障害と嗅覚障害の方もおみえになります。そして痰が絡み咳が残る方も多くいらっしゃいます。元々あった症状が悪化することもみられます。
個人差はありますが、発熱やのどの痛みなどのピーク時の症状の程度を考えても、回復に時間がかかる印象です。
実際に診させていただく所見の全体像は、体を温めたり活動する力が衰えていたり、体の中にまだ熱がこもっていて抜け切っていない状態が多く診られます。
鍼灸治療においては、患者さんの病態に合わせた鍼の手法で、症状が出ている元を修復して体の機能がうまく働くように整えます。そうして体の良い状態が保たれて体が回復していきます。当院では、そのための経絡治療というはり灸の施術方法を用いています。
第7波など最近の流行時期に感染された方も、一昨年、昨年に感染して後遺症が長く続いている方からのご相談もいただきたいと思います。
回復力が落ちてしまった体、崩れてしまった体調のために、鍼灸治療で早く健康を取り戻していただけれれば幸いです。
【吾亦紅(ワレモコウ)、好きな方多いですね】
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