2025.06.18更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。


熱中症になった後、時には体調不良がいつまでも続くことがあります。


軽い熱中症であれば、適量の水分補給と体の熱を冷ますこと。ただ、いつまでも冷たい物を飲んだり、冷房の効かせ過ぎは禁物です。食事と睡眠を摂れれば回復するでしょう。


翌朝目が覚めれば治っているはずだと考えがちですが、適切に対処しても怠さが数日間続ことがあります。その時は程度に合わせて対処を続けると効果的です。


ところが、自律神経や消化機能など体の働きが乱れたり低下し、回復する力も衰えている場合は、自力ではなかなか回復しないことがあります。


病状に応じた受診はもちろんのこと、またそうした時は、熱中症による体調不良への鍼灸がありますので、安心してご相談いただければ幸いです。

 

希彩はり灸院 花

投稿者: 制作管理者

2025.05.21更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。


春は短く、寒暖を繰り返しながら、いよいよ真夏日が訪れ、昨日は板橋区成増でも最高気温32℃まで上昇しました。なお、本日も暑いですね。


暑くなると心配なのが熱中症です。熱中症は4つのタイプに分けられますが、中でも2つについてお話します。


【熱疲労】だるさや頭痛、脱力感、めまい、吐き気などがみられる状態、それは発汗による脱水と皮膚血管の広がりによる循環不全が原因です。


【熱射病】熱疲労が悪化すると、おかしな言動や応答の鈍さなど意識障害が出てきます。これは、体温調節ができなくなり体温が上昇して脳の働きが異常な状態です。進行すると他の臓器の働きも低下して危険な状態となります。


熱中症予防として、暑さに慣れる「暑熱順化」を進めましょう。


①暑くなり始めたら余裕を持って始めます。
②徐々に始め、数日から2週間程度で慣れると言われています。
③方法は汗をかくこと。運動や入浴など日常生活の中で行えます。
④数日休むと効果は激減するので気をつけましょう。
(一部参照:厚生労働省スライド「暑熱順化」)


さあ、この夏を健康で乗り切りましょう!
希彩はり灸院 古屋公久

 

希彩はり灸院 花

【芍薬とアルストロメリア】

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2025.02.01更新

こんにちは。希彩はり灸院の古屋です。

 

今年の節分は2月2日、そして立春は2月3日です。

立春は二十四節気のひとつですが、日本で現代は国立天文台の観測によって決めているそうです。

 

立春は、暦の上で春の訪れを現わしています。しかしこれまで、「立春が過ぎたのにまだまだ寒いね。」といったご経験はきっとあるのではないでしょうか。それは、まだまだ春の気の立ち始めたばかりなので、寒さ厳しいのも自然ですね。

 

鍼の施術をする上で大切な概念となっている五行論では、「春」は目、爪、そして筋肉のトラブルを起こしやすいとされています。また、「風」が体には特に悪影響をもたらすとされ、春一番をはじめ、穏やかなそよ風にも長く当たることは控えた方がよさそうです。

 

また、症状の性質も遊走性といい風の様に変化したり、移動する特性がみられます。痛みのほかにも、自律神経が疲れやすく、色々な症状が出やすい季節とも言えますね。

 

季節の悪い影響に負けない体つくりをサポートさせていただきます。

希彩はり灸院 古屋公久

希彩はり灸院 花

投稿者: 制作管理者

2024.03.15更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

日本では、春先に三寒四温といって、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。今年は特に、三月になっても寒暖差が激しくて、私達の体の働きを調整する自律神経がとても疲れる状態が続いています。

 

いつも通り過ごしていても、いつも以上に疲労がたまり、筋肉も硬くこわばり、ぎっくり腰や寝違えが増えるのもこの季節の特徴です。

 

また、東洋医学的にも、突風の吹き荒れる春は、筋肉の症状が出やすいとされています。

 

痛みも病の一つ。

回復力を高める施術をして、筋肉の質を改善しつつ痛みを取り除き、併せて養生いただければと思います。

 

腰痛・ぎっくり腰

寝違え・肩こり

 

花

 

投稿者: 制作管理者

2022.08.23更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

2022年8月現在、新型コロナウイルスが非常に感染拡大しています。

それに伴い、新型コロナウイルス感染症による療養を終えても、倦怠感、寒気、頭痛、睡眠障害、やる気が出ない、食欲不振、下痢などの症状が続いたり、やはり味覚障害と嗅覚障害の方もおみえになります。そして痰が絡み咳が残る方も多くいらっしゃいます。元々あった症状が悪化することもみられます。

 

個人差はありますが、発熱やのどの痛みなどのピーク時の症状の程度を考えても、回復に時間がかかる印象です。

 

実際に診させていただく所見の全体像は、体を温めたり活動する力が衰えていたり、体の中にまだ熱がこもっていて抜け切っていない状態が多く診られます。

 

鍼灸治療においては、患者さんの病態に合わせた鍼の手法で、症状が出ている元を修復して体の機能がうまく働くように整えます。そうして体の良い状態が保たれて体が回復していきます。当院では、そのための経絡治療というはり灸の施術方法を用いています。

 

第7波など最近の流行時期に感染された方も、一昨年、昨年に感染して後遺症が長く続いている方からのご相談もいただきたいと思います。

 

回復力が落ちてしまった体、崩れてしまった体調のために、鍼灸治療で早く健康を取り戻していただけれれば幸いです。

 

伝統的な鍼灸治療を行っています

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

【吾亦紅(ワレモコウ)、好きな方多いですね】

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2019.08.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

急に訪れた連日の猛暑。だるさを訴えてくる患者さんが増えています。外の暑さと室内の涼しさにその都度順応しようとして自律神経が疲れてしまうのが、大きな原因の一つです。また、一方的に冷房に耐え忍ぶために自律神経が緊張しっぱなしという事もあります。消化機能も低下して食欲が落ちたり、栄養不良、便秘や下痢が起こることもあります。日中続いた緊張は、夜になっても急には緩むことなく、睡眠障害になることもあります。

 

暑さ対策と冷房対策は、自身に合わせて行いましょう。

 

それに脱水です。水分・ミネラルを摂取してから吸収されるのに、早くてもおよそ30分かかると言われています。一度脱水すれば、それ以上の時間がかかりますし、熱中症となり、からだの機能が低下した場合には、回復するのにそれなりの時間がかかります。体調不良が1~2週間やそれ以上続くこともあります。

 

のどが渇いてからでは遅いとよく言われますが、充分飲んでいて(つもりで)のどの渇きが落ち着いていても、帰宅して涼しい室内にいるのに、しばらくはのどが渇き続けることがあります。水分が足りていなかったんですね。

 

寝起きの朝のだるさは、暑かったから?冷房で寒かったから?またはプチ脱水かも知れません。睡眠中の水分不足は、外出前に補充して、これからかく汗の分も摂取してから出かけましょう。

 

夏バテ、熱中症からのからだの機能回復には、もちろん経絡治療も効果的ですよ。

 

希彩はり灸院 古屋公久

 

花

投稿者: 制作管理者

2018.07.20更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

 

連日、猛暑が続いていますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?

毎年、この時期になると、熱中症予防のお話をしていますが、流れるような汗をかける方、そんな汗をかいたらスポーツドリンクで塩分・ミネラルを含んだ水分補給が効果的。糖分を適量含んでいた方がからだに吸収されやすくなりますが、それでも飲んでから30分くらいかかるため、余裕ある水分補給をしましょう。

 

例えば、通勤通学で汗をかく場合、寝ている間に失われた水分を取り戻してから家を出るのがベスト。せめて、大目に飲んでから家を出るようにすると良いですよ。

 

もし、軽度でも熱中症になってしまったら、回復しないまま夜寝てしまうと、翌日まで引きずる事があります。特に、年齢が上の方は、1週間も体調が戻らないこともあります。また、熱中症を契機にぎっくり腰や寝違えといった痛みや、持っていた症状の悪化もあり得ます。

 

そうした場合、熱中症とはり治療は結びつかない方も多いと思いますが、体の機能回復を目的としてはり治療も有効です。

 

花

熱中症の機能回復にはり灸治療

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2018.03.28更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

3月もあっという間に去ろうとしていますね。気候の変化も特に今月は激しくて、先週には雪が降っていたのに、今週は桜が満開、今日は気温が板橋で23℃まで上がりました。

体温調節が苦手な方は、気温が高い分、身体の冷えを余計感じたり、熱がこもってのぼせたり、背中に熱感が出ることがあります。

このように環境ストレスもまた自律神経をとても疲れさせます。肉体疲労と違い、気づきにくい自律神経の疲れ。特にはり治療が得意とするところです。

年度替わりで忙しい時季ですが、無理をしないで過ごしてみてはいかがでしょうか笑う

花   花
【治療院の花】

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2017.10.30更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

先日、膝痛で通院している患者さんが、ダンスの発表会本番の為に、普段飲まない痛み止めを飲んだらフワッとしたとおっしゃいました。確かに薬が原因のめまいってあるんです。なので、皆さんにお伝えしたいと思います。

めまいの患者さんへの問診では、必ずどんなめまいか尋ねます。グルグル回転性めまい、ふわふわ・ゆらゆら浮動性動揺性めまい、クラッとする立ちくらみ様めまいの、大きく分けて3つあります。

この分類は、東洋医学的に診た時のはり治療にも重要で、治療方針を立てる時に必要です。もちろん、他の問診内容や触診の結果と合わせて体質に合った治療方針が立ち、その患者さんに合った治療ができます。

めまいの原因になり得る薬は色々ありますが、飲む機会が多いものとしては抗生物質、消炎鎮痛剤、抗アレルギー剤などです。ただ、もちろん薬が原因でない事もありますので、いずれにしても注意が必要です。

はり治療では、疲労、ストレス、自律神経の乱れによるめまいの治療はもちろん、病気が原因のめまいも病院の治療と合わせてすることで、病気の回復力を高めていきます。

めまいは、是非鍼灸院にもご相談ください。

   
【写真】 唐辛子の花と実

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2017.08.30更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

立秋はすでに過ぎて、残暑の中でも秋の気は確実に増えてきています。秋は「実りの秋」であり、自然界のいろいろなものが熟する季節です。ひとの身体も例外ではありません。秋に食欲が増えるのも、栄養を蓄え寒い冬を越すためだと考えられています。しかし、食べ過ぎては、冬に活躍する気を弱めてしまいますので、ご注意くださいね。

夏、がむしゃらに活動していた方も、秋は徐々に心身を落ち着かせていくと、冬に安定した健康を保つことができますよ。

古典による、秋を健康に過ごすキーワードは、「早寝早起き」です!

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秋の養生に はり灸治療
希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

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