こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
4月に入り早くも11日。この辺りの桜もようやく満開となりました。
小学生の息子も新学年の始まりです。新しい先生はどんな先生かわかりませんが、厳しいくらいの先生が良いんじゃないかと思っています。今年も懇談会に行くことになりそうです
下の子は、4月2日から3,4,5歳児のクラスに入り、思っていた以上にストレスがかかっているようです。今までできていたことをしなかったり、抱っこをせがむことが多くなりました。進級をとても楽しみにしていたのに、環境の変化はそれだけ影響が大きいんですね。それでも、下のクラスには戻りたくないと言っています
慣れるのに時間は必要ですが、はりもして、触れ合う時間を大切にしたいと思います。
さて、スギ花粉の飛散量はピークを過ぎたとはいえ、花粉症患者さんにとってはまだまだ辛い時季。また、ヒノキはこれからという時ですね。
そこで、花粉症を含めたアレルギーと食生活について、お伝えしたいと思います。
花粉症を含めたアレルギーは、ストレス、疲労、食生活、生活リズムの乱れなどで、自律神経のバランスが崩れて、免疫機能がうまく働かないと発症しやすくなります。
まず、わかりやすいところから。
動物性の肉類に代表される高タンパク、高カロリー食品を控えめに、取りすぎないよう心掛けましょう。取りすぎることが、アレルギーの様々な原因となっています。
また、動物性タンパク質は、他のタンパク質よりアレルゲンと認識されやすいものです。
甘いものも控えましょう。砂糖は免疫細胞の働きを低下させるほか、代謝に、なんと免疫機能に大切なビタミン・ミネラルを消費してしまいます。
動物性肉類、乳製品、そして植物油でもサラダ油、マーガリン、マヨネーズなどに含まれているリノール酸という脂肪酸は、体内では作られない必須栄養素ですが、現代人はとりすぎ傾向にあります。とり過ぎるとアレルギー症状が促進します。
一方、青魚の不飽和脂肪酸(EPAやDHA)はアレルギー予防や改善に役立ちますし、なたね油やしそ油、えごま油などに含まれているα-リノレン酸は、体内でEPAやDHAに代謝されます。
ビタミンB6はタンパク質を分解、また免疫機能を正常に維持します。亜鉛も免疫力を高めてくれます。
ビタミンB6・・・アレルゲンとなりやすい食品にも多く含まれています。なので、カツオ、サンマ、アジ、いわしなどの青魚やバナナ、サツマイモがお勧め。
亜鉛・・・(貝の)カキがダントツ。動物性食品に多く、色々な食品に含まれています。動物性食品を取り過ぎないようにするには、のり、ワカメなどの海藻がお勧め。
免疫細胞を傷つける活性酸素が増えると症状が悪化するのですが、ビタミンA、C、Eは抗酸化作用があります。
ビタミンA・・・動物性食品に多く含まれているので、代用として抗酸化作用もあるβ-カロテンを含むにんじん、かぼちゃ、ほうれん草などがお勧め。
ビタミンC・・・トマト、ほうれん草、ブロッコリー、いちご、柑橘系など。
ビタミンE・・・リノール酸も含む食品に多く含まれているので、ほうれん草、かぼちゃ、アボカドがお勧め。
このほか、食品添加物、冷たいもの(身体を冷やすもの:東洋医学的な考えで陰性の食材)も避けましょう。
タンパク質は生よりも、加熱するとアレルゲンと認識されにくくなりますよ。
栄養素が身体にいい、必要だからといって、過剰摂取とならないよう、色々なものをバランスよく食べるようにしましょう。
【治療室の花:4月4日撮影】【公園の桜:4月8日撮影】
「花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息(ぜんそく)、食物アレルギーなどアレルギー疾患でお悩みの方へ」
免疫機能を高める治療は、東洋医学本来の経絡治療です。
希彩はり灸院 古屋公久