痛みと感情の関係
2023.05.19更新
こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
先日、約5年ぶりに高校の友人たちと会いました。
実は、その二日前から左足の拇趾が痛く、そこに体重が載らないように外側に重心を移して歩いていました。
その日も、会場へ向かう時には同じ状況で、逸る気持ちを抑えてゆっくりと行きました。
久しぶりの皆との再会は、照れくさいほどに嬉しく、すぐに昔話、近況報告、家のこと、仕事のこと、気兼ねなく語り、楽しい時間でした。
帰り道、すると足が痛くないことに、ふと気づきました。
不思議なくらい痛くないのです。
翌朝も。その後も治まっています。
痛みとその強さは、医学的所見に合致しないことは珍しくありません。
疲労度、環境、ストレスで痛みは出やすく、強くなる。
その逆も然り。
また、東洋医学では病因を色々な視点からとらえますが、特に怒、喜、思、悲、憂、恐、驚の七情の変化、影響を重視しています。
日頃、患者さんにお伝えしていることですが、身を持って改めて実感した出来事でした。
【患者さんに頂きました。芍薬の開花も今年は早かったですね】
投稿者: