身体に熱がこもるなら、入浴法改善と経絡治療
2014.06.30更新
こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
「10年以上前から身体に熱がこもってしまい、夏はいつも身体がだるくて疲れやすいです。」
40歳代女性の患者さんから、こんなご相談を頂きました。
こうした症状の患者さんは、決して稀ではなく、時々いらっしゃいます。
東洋医学の理論と臨床経験から、この患者さんにも経絡治療の鍼灸が有効かと思います。
実は、治療に並行して、ご自身でもできることがあるのです。
あくまで無理をせずにですが、代謝をよくして汗をかくことです
おふろで湯船につかり、汗をかく練習がとても効果があります。
腕もひじから先をお湯につけるようにして、お尻が底について肘がつかるくらいが、上半身の深さです。
今の季節はまだいいかもしれませんが、お風呂から出た後は、体の表面を急に冷やさず、自然に熱を冷ますのがコツです。
これからの季節、と思いきや、すでに寝るときに冷房をかけている方もいらっしゃいますが、お風呂上りに冷房で対応していては身体に熱がこもる体質は治りません。
この患者さんと同じような症状に心当たりのある方は是非、真夏に向けて、入浴法の改善と、治療を始めてみてはいかがでしょうか
【今日の花:初夏の装いです】
熱がこもる体質改善、これからの季節の熱中症予防にも
経絡治療の希彩はり灸院 古屋公久
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