2015.08.27更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

8月8日の立秋から秋の気が増え始め、暑さが止むといわれる処暑8月23日以降、秋らしさを感じられる季節になってきました。
お盆休み明けもあってか、先週は疲れを訴える夏バテの方が多くいらっしゃいましたが、今週はすでにそれほどでもなく、台風の影響による自律神経症状の方がみられました。

さて、秋といえば「運動の秋」がひとつありますね。

今日は、運動に欠かせないストレッチについてお伝えします。

ストレッチというと多くの方は、じっくり伸ばす方法を思い浮かべるかもしれません。実はこのストレッチ、運動後には有効ですが、運動前にはあまり適さないのですね。運動前には、関節を色々な方向に「動かす」方法や、「ラジオ体操」が効果的です。体を動かしながらのストレッチ、つまりは体をほぐすので、やりながら温まることも可能ですが、ウォーキングやランニングなどで身体が温まった状態で行うのが基本です。そして、勢いをつけすぎず、痛いところまで伸ばさないのがコツです。

子供の野球チームでは、練習のはじめは準備体操、ストレッチ、ランニング、アップの順で行っています。子供たちは、なかなかシャキッと行うのが難しいようで、どことなく力を抜いてしまったり。しかし、この順で行う場合、力を抜いて動きながら体がほぐれて、意外と良かったるするかもしれません。ただ、ストレッチの際に、勢いをつけすぎず、痛いところまでやらないようにすることが大切なので、伝え続けたいと思います。

一方、運動後には、皆さんご存知のじっくり伸ばすストレッチ。筋肉に貯まった老廃物を排出して筋肉痛になりにくくしたり、柔軟性の維持に効果的です。一つの姿勢に「20秒」を目安に時間をかけてゆっくり伸ばし、色々な姿勢で色々な筋肉をストレッチしましょう。


   【今週の花】

身体の柔軟性アップ 運動パフォーマンス性向上に
ストレッチと共に経絡治療の
希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2015.07.29更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

梅雨明けと共に、突然の猛暑が続いた先週は、バテ気味の方が多くいらっしゃった1週間でした。
日中の暑さに加えて熱帯夜のために、なるべくエアコンを使わないように心掛けている方も、さすがにエアコンを利用し朝のだるさやのどのイガイガ、脚の冷えとむくみの方が増えました。夜もこう暑くては、眠りが浅くなりますし、エアコンも体がだるくなるので、どちらを取るかは健康を気遣う患者さんにとって思案のしどころなんです。

さて、こう暑くては、熱中症が心配になってきます。

汗をかけない人は、熱がこもらないよう、室温対策。
汗をかける人は、水分補給、スポーツドリンクも適宜飲んでくださいね。

頭痛や吐き気、だるさを感じたら、それはすでに熱中症の症状が出ています。無理せず休んでください。

子供野球baseballの練習の時は、汗が大量に流れ出てくるので、とにかくスポーツドリンクを飲み、適宜日陰で休むよう心がけています。
ちなみに練習では、守備練習のランナー役で走ることがあります。本来長距離走向きの身体なので、短距離ダッシュは結構ハードな練習ですよcoldsweats01みんな~、長打にならないように、きっちりカバーしてね!

さて、汗には水のほかにミネラルが含まれています。ですから汗をかいた時に水だけを飲むと、血中のミネラルの濃度を下げてししまうので、健康な体では、さらに水っぽい汗をかいて、必要な濃度を保とうとします。
水だけ飲んでいて、涼んでいても汗が出続けたり、だるかったりする場合、ミネラル不足が原因かも知れません。

中にはスポーツドリンクを嫌がる方がいます。先日も、治療して体は順調に改善しているのに、だるさを訴える方がいました。尋ねてみると、スポーツドリンクが嫌いで飲まないとのこと。そこで、理由を伝えてスポーツドリンクを飲むようにしてもらったら、だるさが解消されました。

ご自分の体質に合わせた熱中症対策をしっかりしてお過ごしくださいね。

  
        【治療院 今週の花】

「熱中症は東洋医学でいう暑気中り」

熱中症になりにくいからだ作りに
日本の痛くない経絡治療
希彩はり灸院  古屋公久

投稿者: 制作管理者

2015.07.01更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

今日から7月。梅雨に入ってから湿度も高く、天気が不安定になっていますが、いかがお過ごしでしょうか。最近、天気に合わせて体調が変わりやすく、だるさ、むくみ、おなかの症状を伴って来院する患者さんが増えています。

湿気というのは、時に湿邪となって体を侵し、だるさ、むくみ、食欲不振や便秘、下痢といったおなかの症状をもたらします。湿邪に侵されないためにも、適度な運動をして体の水分が停滞しないようにし、暴飲暴食をしないように気をつけるといいですね。特に、むくむと冷え、冷えるとむくむので、脚がむくんでいる方は、脚を温めるといいですよ。

  

身体がだるい むくみ 便秘や下痢 の治療
希彩はり灸院

投稿者: 制作管理者

2015.06.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

清々しい初夏の陽気を味わう間もなく、真夏のような暑さが続いた5月。そして、今月6月には梅雨を迎えて一段と蒸し暑くなる季節ですね。熱中症対策はもちろん大切ですが、毎年夏の冷え症が増えています。

お気づきと思いますが、夏の冷え症の原因には、冷房による冷やし過ぎと、冷たいものの飲食があります。冷房による直接的な冷え過ぎもありますが、外との寒暖差によって、自律神経が乱れることが大きな原因となっています。自律神経が乱れると汗をかきにくくなったり血流が悪くなり、体温調節がうまくできなくなってしまいます。

そこで、自律神経を整える方法がいくつかありますので、一部をご紹介します。

①腰回りと脚のストレッチ
②背筋を伸ばした姿勢を正しての呼吸
③ウォーキングなどの運動

立ち仕事や座り仕事が多い方運動不足の方には、特に効果的ですよ。

また、冷たいものの摂取を控えることも大切ですね。暑いとどうしても冷たいものが欲しくなりますが、胃腸が冷えると自律神経が乱れるほか、代謝や免疫力も低下して、疲れやすかったり、めまいなどの不定愁訴が現れることもあります。

冷房や冷たいものは暑さ対策のつもりが、暑さへの抵抗力をさらに下げてしまうことがわかりますね。
今から熱中症対策と冷え性対策の両立をしっかりして、楽しい夏を迎えましょう。

  
【治療院の花 芍薬は「白雪姫」という品種です】

熱中症予防と冷え性対策に 
経絡治療の希彩はり灸院

投稿者: 制作管理者

2015.03.30更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

東京近郊では桜が開花し、連日の暖かい陽気で満開のところも出てきました。今日、治療院の近くの成増公園の桜を観てきたら、8から9分咲きといったところでしょうか。明日には満開かも知れませんね。



さて、スポーツ障害といえば、もちろん、スポーツをしているときや運動をしたために体のどこかが痛くなったり、充分な機能をはたせないものをいいます。短期間の休養で回復するものもあれば、数週間から数か月続くものもあります。転んで膝をを痛めたり、手をついて肩を痛めたり、急に走って太ももを痛めたり、いつもより走る距離を増やしたら膝の外側が痛くなったり、そんな痛み方をしてなかなか治らないものがあります。

「あんなことで?」とご本人でさえ不思議に思うようなこともありますよね。それが、なかなか治らなければなお更です。こうした痛みは、直接の原因はきっかけに過ぎず、すでに出来上がっていた「体の中のゆがみ・アンバランス」、当院の鍼灸治療でいう「経絡の変動」があったと考えられます。

鍼灸治療の中でも経絡治療は、経絡の変動を治すことで、それまでは修復に時間のかかった自然治癒力を高め、痛いところを早く修復させることができます。

また、激痛を伴う初期は安静が必要ですが、痛みの軽減に合わせて早期から動かすことをお勧めしています。そうすることで、めぐりを良くし、筋力低下や筋肉の硬縮を予防することで早い復帰を促します。

一度の治療で、修復が完了することもありますが、痛みが続くうちは治療を重ねていくと効率よく治っていきますよ。

スポーツ障害には鍼灸の経絡治療がお勧めです 希彩はり灸院

投稿者: 制作管理者

2015.03.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

3月になり、日差しの暖かさを感じられるようになりましたが、まだ寒さが続きますね。そんななか、3月は卒業や転勤、引っ越しの季節だと思います。娘も、いよいよ保育園を卒園し、来月から小学生です。少し前には、卒園を意識してか、甘えん坊の時期がありましたが、ここ最近はまた落ち着いたように思います。小学校には、兄がいるし、グラウンドには野球で毎週のように行って、庭のようなもの。親も、上の子の時より安心していられますね。

さて、過去(2014年3月24日付)の記事で、「赤ちゃんの脳、タッチで発達 京大大学院准教授ら解明」というのがありました。
以下、抜粋。
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生まれたばかりの赤ちゃんは物と触れた時に脳の活動が活性化することを、京都大大学院教育学研究科の明和政子准教授(発達科学)らが突き止めた。触覚の刺激が脳の発達に深く関わっていると考えられる。

 明和准教授は島津製作所(京都市)と共同で、赤ちゃんの脳活動を測定できる帽子型のオリジナル装置を開発。生後数日の10人にかぶせて実験を行った。

 眠っている赤ちゃんの聴覚(音楽や声を聴かせる)▽視覚(光を当てる)▽触覚(手に振動を感じさせる)-を刺激し、脳の活動状況を示す血液中の酸素濃度 を計測した。その結果、聴覚と視覚刺激では脳の活動は一部のみだったが、触覚刺激では広範囲で酸素濃度の上昇がみられた。

 明和准教授は「赤ちゃんの脳は活動することで未熟な状態から発達する。体に触れる刺激が最も脳を活性化させるのでは」と話している。
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これまでにも、皮膚は「第三の脳」と提言されたように、独自のメカニズムを持っていることや、発生学的に考えても皮膚(表皮)は神経系や感覚器と出所が同じということがあります。また、心理学の分野でも、研究が進んでいるところです。



参考文献:「第三の脳」 傳田光洋 著
       「子供の『脳』は肌にある」 山口創 著

興味のある方は、是非読んでみてください。

鍼灸も、皮膚に対して痛みはおろか、触れたことも感じないくらいの刺激で、局所に限らず身体全体に影響します。研究に照らし合わせると、その皮膚刺激は脳へ伝わるとともに、もし意識では感じられなくても、真っ先に皮膚レベルで生理作用を変化させて治療効果が生まれると考えられますねhappy01

そして、子供たちといっぱいスキンシップを図りたいと思います。

  
     【2月25日 撮影】

幼児の夜泣き・癇癪、学生のいろいろな症状に 
小児はり 経絡を整える鍼灸治療
希彩はり灸院

投稿者: 制作管理者

2015.01.05更新

新年 明けましておめでとうございます
本年も 宜しくお願い申し上げます

皆様、この年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。新しい年が明けて早くも1月5日、治療院は今日から年明けの診療が始まりました。

休み中は、掃除、買い物、帰省など、何かとやることがあり、あっという間の1週間でした。そんな中、毎日子供と野球baseballの練習をしたため、一昨日から右肩が投球動作やある角度で痛みが出るようになり、肩を休めているところです。余計な力が入り、フォームが良くないんですね。野球を始めて1年、意識して力を抜くことや、自然なフォームでの投球練習という目標はもうしばらく続きそうです。また、子供とやっているとつい、無理をしてしまいますね。ちなみに、はり治療の施術には全く支障ありませんので、ご安心くださいhappy01

こんな時、まずは、原因となったことの回数を減らすこと、休むことが出来たらベストです。そして、肩なら、背中から手首まで広い範囲で筋肉をほぐすようにします。決して強く揉まないことがコツですね。続けて全身のストレッチが出来ればベターです。痛みが強いうちは、肩こりや背中が凝ったり、しびれるような感じがすることもあります。心配の中にも、こうしたことを知っていると安心ですね。

鍼治療は、もちろん体質に合わせて回復力を高めたら、痛いところもさることらがら、鎖骨の上側に微弱な刺激で施術すると効果的です。

無理を続けると慢性化しやすいので気をつけたいものですね。

皆さんも、スポーツ障害や、日常のオーバーユースによる使痛みがありましたらご相談ください。


【治療院のシクラメン】

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2014.12.01更新

皆さんこんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

今日から12月、今年もいよいよあとわずか1か月となりました。東京では、紅葉がまだ見頃のところもありますが、クリスマスのイルミネーション、お歳暮、年賀状の準備など、年末特有の忙しさが感じられますね。

さて、今回は臨床の現場からお話ししたいと思います。

患者さんの訴えの中でもとても多い症状のひとつ、背中や腰の痛み。初めはこり感だけだったものが、ほぐれることなく張り続けて、痛くなってしまうこともよくあります。

たとえば、30歳代の男性の患者さん。数か月前にはぎっくり腰を起こしていて、激痛が1か月も続いたそうです。来院時にも、その左腰の違和感と、右肩から背中、腰までが張り、痛みを伴っていました。

経絡治療の診察手順で進めていく中、特徴的だったのが腹診したおなかの状態です。おへその少し下から下腹部(腎の診所)がベコッと力無く窪んでいて、一方おへそから上(脾の診所)はポッコリと膨らみ、みぞおちは凹んではいるが、どちらも硬くなっていました。そして、肋骨の際も左に比べて右側(肺の診所)がカサつきもあり、東洋医学でいう気が虚した状態でした。このおなかの状態は、腎虚証を現わしていて、脉診の結果や、ツボの状態とも一致していました。

「腎」とは、成長発育を助け、人が元気に生活するために必要な、基本となるものです。骨や耳、髪、水分代謝、生殖などと関係があり、腎の気が流れる腎経が変動すると、これらの症状や、腰痛、下肢の冷え、立ちくらみ、怖がりなど、様々な症状が考えられます。

この、腎虚証に合わせた治療をすることで、背中と腰のはりと痛みを治す力がつくので、患部を触らなくても症状が改善。続けて、症状に合わせて患部にもはりをしました。鍼治療後、こちらも驚くほど張りが緩み、患者さんも、「軽くなった!」と喜んでいました。

2週間後、腰に違和感が再び現れたので来院しましたが、この間、だいぶ調子が良かったそうです。

みなさんも、秋から寒い冬にかけてご用心くださいね。

  
     【治療院の花】

痛みの治療はもちろん、疲れやすいなどの全身症状もご相談ください

     希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2014.10.17更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

すっかり秋らしくなり、「食欲の秋」とも言われますが、僕も本当におなかがよく空きます。これは、夏よりも気温が下がる時季の方が代謝が上がるためなのですが、カロリー消費はそれだけではなく、日照時間の減少によって少なくなるセロトニンの分泌量を増やすために、糖質、つまりカロリーを夏場よりも消費する必要があるからなのです。

セロトニンの作用の一つは、心のバランスを整えること。うつ病の原因の一つに、セロトニンの減少が関与していると考えられています。セロトニンを増やすためには、主に日光浴、そして糖質のほか、たんぱく質を多く含む食物に含まれているトリプトファンを摂取するためにバランスの良い食事をすること、そしてリズミカルな運動です。

もちろん、食べ過ぎは禁物ですが、旬のものをおいしく食べて楽しく秋を過ごしましょうhappy01
ちなみに、今年も秋刀魚が安くなって、良かったですfish

  
       【治療院の花 : 10月8日撮影】

この時季、食欲がない、元気が出ない、過剰な食欲が止まらないなどありましたら ご相談ください。

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

2014.10.01更新

皆さんこんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

今日から10月、めっきり涼しくなりましたね。「〇〇な秋」mapleとよく言われますが、ひとつは運動の秋。
ということで、先日は小学校の運動会がありました。少年野球チームでは、伝統の場所取りの為、コーチ陣が夜明け前から校門前に並びます。4時前に到着すると、すでに3人のコーチが来ていました。その後も続々と集まり、確保したい広さに見合った心強い人数に、すごい団結力です!

そして夜も明け、いよいよ7時半の開門に合わせて先生のカウントダウン、笛に合わせて猛ダーッシュ!!
といいたいところですが、長い時間座っていたので、監督の心配通り、ひそかに足がもつれそうでしたcoldsweats01
けど、無事に目当ての場所を確保できましたよhappy02

今年は自分の子だけでなく、チームの子供たちの徒競走、演技、組体操など全てを大勢で応援できたので、いつも以上に楽しい運動会でした。

  
         【治療室の花 9月18日撮影】

「運動障害、スポーツ障害にも鍼灸治療はよく効きます」

希彩はり灸院 古屋公久

投稿者: 制作管理者

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