こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。
3月になり、日差しの暖かさを感じられるようになりましたが、まだ寒さが続きますね。そんななか、3月は卒業や転勤、引っ越しの季節だと思います。娘も、いよいよ保育園を卒園し、来月から小学生です。少し前には、卒園を意識してか、甘えん坊の時期がありましたが、ここ最近はまた落ち着いたように思います。小学校には、兄がいるし、グラウンドには野球で毎週のように行って、庭のようなもの。親も、上の子の時より安心していられますね。
さて、過去(2014年3月24日付)の記事で、「赤ちゃんの脳、タッチで発達 京大大学院准教授ら解明」というのがありました。
以下、抜粋。
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生まれたばかりの赤ちゃんは物と触れた時に脳の活動が活性化することを、京都大大学院教育学研究科の明和政子准教授(発達科学)らが突き止めた。触覚の刺激が脳の発達に深く関わっていると考えられる。
明和准教授は島津製作所(京都市)と共同で、赤ちゃんの脳活動を測定できる帽子型のオリジナル装置を開発。生後数日の10人にかぶせて実験を行った。
眠っている赤ちゃんの聴覚(音楽や声を聴かせる)▽視覚(光を当てる)▽触覚(手に振動を感じさせる)-を刺激し、脳の活動状況を示す血液中の酸素濃度 を計測した。その結果、聴覚と視覚刺激では脳の活動は一部のみだったが、触覚刺激では広範囲で酸素濃度の上昇がみられた。
明和准教授は「赤ちゃんの脳は活動することで未熟な状態から発達する。体に触れる刺激が最も脳を活性化させるのでは」と話している。
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これまでにも、皮膚は「第三の脳」と提言されたように、独自のメカニズムを持っていることや、発生学的に考えても皮膚(表皮)は神経系や感覚器と出所が同じということがあります。また、心理学の分野でも、研究が進んでいるところです。
参考文献:「第三の脳」 傳田光洋 著
「子供の『脳』は肌にある」 山口創 著
興味のある方は、是非読んでみてください。
鍼灸も、皮膚に対して痛みはおろか、触れたことも感じないくらいの刺激で、局所に限らず身体全体に影響します。研究に照らし合わせると、その皮膚刺激は脳へ伝わるとともに、もし意識では感じられなくても、真っ先に皮膚レベルで生理作用を変化させて治療効果が生まれると考えられますね
そして、子供たちといっぱいスキンシップを図りたいと思います。
【2月25日 撮影】
幼児の夜泣き・癇癪、学生のいろいろな症状に
小児はり 経絡を整える鍼灸治療
希彩はり灸院
赤ちゃんの脳は触れる「タッチ」で発達
2015.03.02更新
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