2025.09.02更新

こんにちは、希彩はり灸院の古屋です。

立秋からだいぶ経ち、9月になっても猛暑が続いておりますが、この時季は夏の疲れが出る頃。そんな疲れた身体に猛暑が重なり、例年以上に寒暖差、大気の不安定、台風の発生などで体調不良になりやすくなっています。

 

さて、気象病・天気痛というものがあります。

 

2005年 愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンターに日本初の気象病・天気痛の専門外来が開設され、その後に多くの医療機関で開設されています。

 

近年、気象病の存在が多く知れ渡るようになったことを考えれば、それだけ多くの患者さんがいらっしゃる事がわかります。

 

「気象病」は、気圧・温度・湿度といった気候の変化によっておこる体の不調、様々な症状をまとめて指す名前です。持病や元々の体質が悪化することも特徴と言われています。

 

「天気痛」は、気象病の中でも、痛みを伴う症状、天候の変化に伴って古傷や元々持っている痛みが悪化することを指します。

 

これらは、天候の変動による自律神経のバランスの乱れや水分代謝の悪化が、直接の原因の一つと考えられています。

 

対策は、睡眠時間、生活リズムを整えることや、食生活により気をつけて胃腸の働きを整えることが大切です。また、気圧の変化を感じる働きのある耳の奥。その耳の周りや首、肩周りをはじめ体のストレッチや適度な運動も効果的。体調に合わせて取り入れてみましょう。

 

東洋医学では昔から、病の原因として五季や五悪を定めるなど、季節や気候を重視しています。そして、希彩はり灸院では、自律神経や水分代謝を整えるための施術を行っています。

 

気象病や天気痛にも対応しています。辛い時、また、予防として日常の定期的ケアもご相談ください。皆様の健康を、サポートできれば幸いです。

 

 

希彩はり灸院 古屋公久

 

明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)卒業。同大学外科学教室卒後研修、クリニック、フィットネスクラブ内治療室勤務を経て、2006年希彩はり灸院開設。

 

希彩はり灸院 花

 

 

 

 

投稿者: 制作管理者

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